
もくじ
うどの栄養は低め!?
ウドには、カリウムが豊富に含まれています。 むくみの原因と言われているナトリウムを排出する役割を持っています。 むくみや疲れで悩んでいる人には、積極的に摂取してほしい栄養素が、ウドには豊富に含まれているのが分かります。 その他にも、妊婦には欠かせない葉酸もウドには多く含まれています。 妊娠している女性には、葉酸の摂取量が少ないと、胎児の先天性異常の危険があるとされ、厚生労働省でも、積極的に葉酸の摂取を促しています。
ではなぜ,うどはダイエットで注目されているのか? ,
カリウムや葉酸が多く含まれていると言いましたが、ウド自身のほとんどは水分が多い野菜なので、全体的には栄養素は他の野菜に比べると少ないとも言われています。 しかし、腹持ちが良く、カロリーも低いことから、ダイエットにはおススメの食材だと、今注目されています。 それほど栄養価は高くないと言われていますが、しっかりと栄養が入っているのも事実です。 少ないカロリーでも、しっかりと栄養補給したい人には、おすすめの食材です。
うどの凄さの実はアクだった?
ウドは調理をする前に、下処理としてあく抜きをする人が多いですが、実は、ウドに含まれるアクには、ポリフェノールの一種としても言われている、クロロゲン酸が含まれています。 クロロゲン酸には、法酸化作用があり、傷や紫外線など、外からのダメージから身を守ってくれます。 中性脂肪が気になる人にも、中性脂肪の蓄積を抑え、脂肪肝を予防する効果も期待できます。
うどはほかの野菜とは違う!?
香りで効果効能を発揮する野菜だった!?
ウドには、独特の香りがあり、この香りを苦手とする人も少なくはありません。 しかし、ウド特有のこの香りには、香り成分であるジテルペンアルデヒドと言う成分が含まれています。 血液循環をよくして体を温める作用があるので、冷え性で悩んでいる方に対しても、改善効果を期待することが出来ると言われています。
うどは漢方野菜だった?うどはどのような形で漢方に使われているか?
ウドはウコギ科の多年草で、地上部は有毛で高さは2メートルにも及ぶほどのものです ウドの部分によって、用途が変わってきます。 食用にするのは若芽で、薬用には大きく育った根を使うのが一般的です。 この根を秋に堀り、三日ほど日干しにしてから陰干しに したものを使うのが、薬用として特に効果を発揮するのだそうです。 テルペンアルデヒド、アミノ酸、タンニンなどを含んでおり、漢方処方では十味敗毒湯としても使用されたり、軽い打身には煎じ液温湿布したりするなど、地方によって、活用の仕方が変わってくるようですね。 根茎を刻んで浴剤にすると体が温まるとも言われているので、ぜひ試してみてください。
うどの効果効能を引き出す食べ方は?
炒め物やてんぷら、おひたしなど、ウドを使った調理方法は様々です。 いろいろな料理を楽しんでみてほしいと思います。 しかし、味覚関係なしで効果効能を引き出したて食べたいという方は「アク抜きなし」で食べるのも有効かと思います。うどのアクは体に害を与えるほどのアクではないため、食べれます。(うどは人によってアレルギーがあるので注意してください。)
重複になりますが、うどのアクには中性脂肪の蓄積を抑え、脂肪肝を予防する効果も期待できます。またうどのアクにはクロロゲン酸には、法酸化作用があり、傷や紫外線など、外からのダメージから身を守ってくれる事に期待が出来ます。しかし、「うどのアクが強すぎて食べれない!」という方にはおすすめできません。私は天ぷらが大好きなので「あく抜きなし」でうどの天ぷらにしています。