
おかひじきって皆さん聞いたことありますか?
実はこのおかじきは海藻ではなく、野菜なんです。形がひじきに似ている事からおかひじきと言われるようになったそうです。
しかし、おかひじきの効果効能は海藻にも負けていません!特に女性が生きていく上で避けられない更年期等にも効果効能を期待できる野菜です。更年期から老化に悩まれている方の参考になればと思います。
もくじ
おかひじきは海藻と同等の力を持っている?
おかひじきはひじきと比べてカロリーが低く、ビタミンKを豊富に含んでいるので骨の形成に大きな役割を果たしてくれる食材です。
他にもカリウムやカルシウム、βカロテンや鉄分など、栄養バランスがうまく取れた食材で、
味や香りにクセもなく、さまざまな料理の名脇役として活躍してくれます。
ひじきはカルシウムを多く含んでいますが、ビタミンKは含んでいないので、両者は全く別物と認識しましょう。
おかひじきで更年期改善の期待も?
注目すべきはカリウムの含有量です。カリウムには摂りすぎたナトリウムの排出を促します。
更年期にはホルモンバランスが崩れやすくなり、特に女性は黄体期前期にはむくみやすくなります。
カリウムを十分に摂取できていればこれを排出する機能を助けるのでむくみの改善につながります。
余分な塩分も排出してくれるので、血圧が高い人や動脈硬化に気をつけたい人にもおすすめです。
年齢とともに健康が気になるものですが、食べるだけで健康をつくってくれるので上手に取り入れたいものです。
おかひじきで老化予防にも期待?
抗酸化ビタミンのβカロテン、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含んでいるのでお肌の美肌効果や抗発ガン性も期待できます。
また、骨の形成に欠かせないカルシウム、マグネシウム、ビタミンKなども含有しており、十分に摂取することで骨粗しょう症予防にもなります。
鉄分を多く含むため、臓器の新陳代謝を活発にし、筋肉疲労の回復を促す効果もあります。
おいしく食べて健康やキレイを増進してくれる、男性にも女性にもうれしい食材ですね。
おかひじきの効果効能を引き上げる食べ方、食べ合わせは?
ただでさえ栄養価の高いおかひじきですが、しいたけやしめじなど、ビタミンDを含む食材と一緒に食べることで
小腸や腎臓でのカルシウム吸収率をUPさせます。
加熱しても栄養が損なわれにくい性質を持っているので炒め物やさっと茹でておひたしなどにするのがおすすめです。
おかひじきの効果を引き下げてしまう調理方法、食べ方は?
ビタミンKは水に溶け出しやすい性質を持っているので、長時間茹でたり水に浸すのは避けましょう。
また、おかひじきはシュウ酸を含んでおり、生で食べるとアクが強く、血液中のカルシウムと結合して結石を生じるもととなります。
さっと炒めたり茹でたりすることでこれを抑制し、おかひじき特有のシャキシャキとした歯ごたえを楽しむことができます。
良質なおかひじきの選び方は?
全体的に緑色が濃く、背の小さなものを選ぶのがおすすめです。長く育ちすぎているものは硬い場合がありますのでご注意を。
また、根元の部分が黄色くなっていたり緑色が薄くなっていたりするものは鮮度が落ちてきている証拠です。
美味しいものを選んで賢く食事に取り入れま入れましょう。