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栄養が変化する十六ささげ! 効果効能を引き出すレシピは!?

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十六ささげって皆さん聞いたことありますか?
ひょろっと長いビジュアルで名前の通り、十六粒以上の
実を持ったお野菜です。
十六ささあげはとてもビタミン類が豊富で効果効能も
多く期待できる野菜です。参考にしてみてください。

十六ささげの効果効能は!?

十六ささげには豊富な栄養素が含まれています。
主な栄養素をあげてみると
・βカロテン:活性酸素を抑え、動脈硬化などの生活習慣病の予防になります。
・食物繊維:十六ささげに含まれる食物繊維は不溶性なので、体内の有毒な物質を吸着し便として排出してくれます。
・ビタミンK:血液を凝固させたり、カルシウムの吸収を促し骨を丈夫にしてくれます。
・ビタミンC:骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須な栄養素で、
皮膚や粘膜を健やかな状態に保ちます。また、ストレスへの抵抗力を高めたり、
抗酸化作用による動脈硬化や心疾患の予防も期待できます。
・葉酸:ビタミンB12と協力し血液を作る働きがあり、赤血球の細胞形成を助けたり胎児の正常な発育に役立ちます。
また、成人の脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患を防ぐ効果もあります。
上記のように、主な栄養素だけでもビタミン類を豊富に含んでいることが分かります。
他にも、動脈硬化防止効果のあるパテトン酸や様々な酵素を活性化させる成分であるマンガンなどを含み、
生活習慣病の予防に効果が期待できる野菜であると言えそうです。

十六ささげのβカロテンは体に摂取した瞬間、ビタミンAに変化する?

βカロテンは体内に吸収されるとビタミンAに変化する性質を持っています。
ビタミンAは摂りすぎると頭痛や下痢などの体調不良を引き起こしてしまいますが、
適量なら目や喉などの粘膜や皮膚を健やかな状態に保つ効果があります。
βカロテンは体内で必要量しか利用されない為、
βカロテンが豊富な十六ささげを食べることでビタミンAの効率的な摂取が期待できます。

十六ささげの効果効能を引き上げる食べ方、掛け合わせ食材、調理法は!?

ビタミンCや葉酸は水溶性なので、さっと茹でて栄養素が溶け出すのを最小限にしましょう。
ビタミンKとβカロテンは脂溶性なので、水分を切ってから不飽和脂肪酸を含むオリーブオイルで炒める調理法がオススメです。
さっと炒めてから蒸し焼きにすれば、茹でる工程を省略でき、さらに栄養素を逃さず調理できます。

十六ささげの効果効能を引き下げる食べ方、掛け合わせ食材、調理法は!?

前の見出しでも触れましたが、ビタミンCや葉酸は水溶性なので茹ですぎは栄養素が流れ出てしまうので厳禁です。
また、βカロテンが体内に吸収されることで変化するビタミンAは摂りすぎに注意が必要です。脂溶性のビタミンではありますが、
ビタミンAを多く含むバターで炒めると過剰摂取になる場合があるので、不飽和脂肪酸を多く含むオリーブオイルがオススメです。
ご飯は玄米ご飯にすれば一見ヘルシーに見えますが、十六ささげも玄米も食物繊維が豊富なのでこちらも過剰摂取になるので注意が必要です。

保存がうれしい十六ささげ!栄養を逃しにくい保存方法は?

乾燥しやすく、すぐにしなびてしまうので、ジップロックやタッパーなどの密封できる保存容器に入れて保存するのがオススメです、!
また、冷凍する場合はまな板で塩ずりしてからさっと茹で、茹で上がりに冷水で締めると色鮮やかなまま保存できます。

良質な十六ささげの見分け方は?

十六ささげは、時間とともに黄味を帯びた色になるので、緑の色が鮮やかでハリがあるものが新鮮な証です。
育ちすぎると筋が太く硬くなってしまうので、あまり太くなく柔らかいものを選ぶのがオススメです。

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