
春が来た!っと知らせをくれるように
出てくるのが春の野菜つくしです。田舎では見かけますが、都心では
中々手に入りにくい食材ですね。中々手に入らない食材つくしですが、効果効能が凄いんです。
もくじ
つくしの効果効能は?
つくしにはお腹の調子を整えたり血圧を下げる働きのあるカリウム、体内の酵素に働きかけ神経伝達を助けるマグネシウム、
抗酸化作用があると言われているビタミンE、そして近年注目されているフラボノイド酸含まれています。
あまり聞きなれない栄養素ですが、フラボノイド酸はポリフェノールの一種で抗がん作用や老化防止があると言われています。
つくしは花粉症の改善に期待大!?
フラボノイド酸の持つ効能として注目されているのが花粉症などのアレルギーによる炎症やかゆみを緩和することができるという点です。
花粉症に限らずアレルギーの症状に苦しむ方は多いはず。お子様をお持ちの方ですとより一層アレルギーの話題に敏感かもしれませんね。
アレルギー症状が出たら困るけれど薬には頼りたくない、そんな方は是非つくしを試してみて下さい。
つくしで花粉症を改善する効果的な調理のしかたは?
花粉所による炎症やかゆみを抑えるフラボノイド酸はポリフェノールの一種で、
水に溶けやすく摂取しても2~3時間で体から出て行ってしまいます。
つくしはアクが強いため、水にさらすアク抜きなしではほぼ食べることはできません。
が、フラボノイド酸を効果的に摂取するためにはできる限り水にさらす時間を少なくすることが重要です。
つくしで花粉症を改善する効果的な食べるタイミングは?
花粉症の症状を抑えるためにつくしを食べる効果的なタイミングとはいつでしょうか。
ズバリ、花粉症のアレルギー症状が出てから食べるのがよいとされています。
毎年花粉症に悩まされている方なら苦しむ前に症状を抑えたい!と思われるかもしれませんが、
つくしはアレルギー諸症状を抑えるのではなく、出てきた症状の緩和なので予防にはなりません。
はやる気持ちを抑えましょう。
つくしで花粉症を改善する効果的な掛け合わせ食材は?
つくしに含まれるフラボノイド酸は熱に強く壊れにくい一方、酸化しやすく空気に触れるとみるみる栄養価が下がってしまいます。
ですので効果的に摂取するためには油で調理するのがおすすめです。
つくしを油で保護し酸化を防ぐことができます。
下処理、アク抜きしたつくしを油で炒め、卵でとじるとつくしをよりしっかりコーティングでき、酸化を防ぐことができます。
油で炒めたあとに醤油などで煮詰めて佃煮にすれば水溶性のフラボノイド酸を逃がさず摂取できますよ。
つくしで花粉症を改善したい人のやってはいけない食べ方は?
前にも述べましたが花粉症の症状を抑えるフラボノイド酸は水溶性のポリフェノールです。
アク抜きは必須ですがあまり長い時間水にさらさないようにしましょう。
また豊富な栄養分を含むつくしですが、
その一方でアルカノイドというジャガイモの芽にも含まれる有害な毒素も持ち合わせています。
体に良いからと一度に大量に摂取するのは危険です。
過ぎたるは及ばざるがごとし。旬の時期にまめに取り入れることを心がけましょう。