
「この野菜ふきなんじゃないの!?」っと思われる方が
多いかもしれませんがつわぶきはふきとまったく違う野菜
なんです。見分け方としてはつわぶきは葉に光沢があるのが特徴です。
そんなつわぶきですが、昔から食べるだけでなく、塗り薬等の
民間療法に使われていました。食材としての効果効能もとても期待ができる野菜です。
もくじ
つわぶきで食あたり予防期待!?
つわぶきは鑑賞用の植物にもなりますし、食べることもできます。
そして、なんと食あたりの予防効果も期待できるのです。
古くから民間医療に使われてきた、つわぶきですが、食あたりの際には、
葉を煎じて飲むのがいいと言われています。
煎じる時のポイントですが、絞り汁を多く含んだものを飲むほうが効果が期待できると言われています。
つわぶきを煎じて飲むことで、食あたりの原因となっているものを体外に吐き出すことができるのです。
つわぶきを食べてこんな効果効能も!?
つわぶきを食べて期待できる効果はたくさんあります。
たとえば、細胞の老化を予防する効果もできるほか、便秘の改善にも期待ができます。
さらにそれだけではなく、高血圧や動脈硬化の予防にもつながると言われていますし、糖尿病の予防にも効果が期待できます。
つわぶきに含まれる栄養素は主にカリウムや食物繊維、ビタミンEや葉酸などになっています。
とても健康に役立つ野菜だと言うことが分かりますね。
つわぶきの効果効能を引き出す食べ方、掛け合わせ食材、調理の方法は?
つわぶきの食べ方でお勧めの方法はいくつかありますが、個人的には煮物をお勧めしています。
調理方法もとっても簡単ですし、ふきと同じように佃煮などにもすることができます。
基本的な調理方法としては、アク抜きをした後に、出汁でゆでて、みりんや砂糖、醤油などで味付けをするだけです。
とっても簡単ですね。
また、お肉との相性もいいので、つわぶきの中にミンチを詰めて煮込んでも美味しく食べることができます。
つわぶきの効果効能を引き下げる、掛け合わせ食材、調理の方法は?
つわぶきの効果効能を引き下げる掛け合わせについては特にないのですが、
つわぶきを調理する上で一つだけ気を付けておかなければならないことがありますので、説明しておきます。
つわぶきを調理する上で、重要なことはアク抜きになります。
つわぶきには、ピロリジジンアルカロイドという有毒物質が含まれており、肝臓に害を与えてしまいます。
ですから、この有毒物質を退治するために、必ずアク抜きが必要なのです。
つわぶきは切り傷等に塗っても効能に期待?その効果は?
つわぶきのすごいところは切り傷にも効果が期待できるところです。
そして、切り傷だけではなく、湿疹にも効果ができます。
更に、打撲やできものなどにも有効ですので、万能薬であると言っても過言ではないですね。
実はつわぶきの葉っぱには、抗菌作用があるヘキセナールをたくさん含んでいるのです。
このヘキセナールが万能薬になる秘密となっていますので、是非覚えておいてくださいね。
つわぶきを塗るやり方、注意点は?
つわぶきを患部に塗る方法について説明をします。
使用する部分はつわぶきの葉っぱになり、まずは軽く火であぶります。
あぶる方法ですが、フライパンを使うのが一番簡単だと思います。
軽くあぶった後は、手で葉っぱをもみます。目安としては、汁が出るぐらいまで柔らかくします。
そして、柔らかくなった葉っぱを直接患部にあてます。
その上に直接包帯をまくか、包帯が大げさであればガーゼをあてて、テープでとめます。
とても簡単ですので、万が一のときには試してみてくださいね。