
アロエと言えば火傷をしてしまった時に塗るイメージがあるのでは
ないでしょうか?また、化粧品でも乾燥を防ぐために使用されている
野菜ですね。そして、コンビニなどでヨーグルト等にもアロエが入っています。
さりげなく、身近なところで助けてくれるアロエですが女性に嬉しい
効果効能を含んでいるんです。
もくじ
女性に嬉しいアロエの効果・効能とは?
アロエには実に6000年以上の歴史があり、それはさかのぼれば古代エジプトの時代から、神秘の食物・万能薬として利用されてきました。その効能は「医者いらず」と言われていたほどです。
アロエに含まれるアロイン(バルバロイン)は、胃腸を活性化するため便秘予防・解消に効果があると言われています。アロエジンはメラニン色素の生成を抑制する役割があり、これは、しみや、そばかすの予防、美白実現に期待が出来、またムコ多糖類には乾燥肌を予防する保湿成分が含まれています。
アロエには他にも「信じられないほどの薬効」と言われるほどの効能があり、またビタミン・ミネラルも豊富、殺菌・解毒作用、血糖値を下げる役割もあり、アロインは医薬品の下剤に含まれることもあります。
アロエの効果・効能を引き出す食べ方、掛け合わせ食材、調理法は?
アロエの中でも、一般に食用とされる日本でもポピュラーな「アロエベラ」は、色々な食べ方があります。
葉のとげをきちんと取り除いてから皮をむき、1~2分茹でて冷水にとって下処理をしたアロエは、そのままお刺身にして食べることができます。またすりおろして濾すなどしたものをシンプルにアロエジュースにしたり、アロエの味が気になる方はそこにはちみつやレモンなどを加えてもいいでしょう。
また市販でもおなじみのヨーグルトに混ぜたり、いつものサラダにプラス食材として用いるのも大変効果的です。果物との相性も抜群です。
アロエの効果・効能を引き下げる食べ方・掛け合わせ食材は?
アロエはゼリー質感の強い食材で、また薬効成分の強いものですので、同じく薬効力のある食材とは掛け合わせは不向きかもしれません(にんにく、にらなど)。また、炒めたり蒸したりというよりは、下処理以外では火を通さずさっぱりと味わうのがおすすめです。
アロエの危険な食べ方とは?
「食べる健康素材」と言われるものではありますが、その食べ方には注意が必要で、大量摂取はかえって健康を害することがあります。胃腸を活性化させるため、下痢・腹痛を起こす危険性があるのです。
アロエベラの一度の摂取量は60グラムまでが目安、アロエを食べなれていない人は10~20グラムから摂取することが推奨されています。スムージーやジュースなど、うっかり量を多くとりすぎないように注意しましょう。
アロエを食べる人でお勧めできる人、お勧め出来ない人の特徴は?
アロエは、肝臓の機能を安定させ脂質代謝を改善する作用があるため肥満の人にはおすすめ食材といえます。また、身体の余分な熱を排出して体を冷やす体温調節機能改善にも効果があるため、猛暑時などの夏バテ予防にも効果があると言えます。
少し怖いのは子宮を収縮させる作用もあるため、妊娠中には胎児に悪影響を与えたり早産流産の危険があり、妊婦の摂取は控えること、またお腹の調子の悪い方、内臓に疾患のある方も注意が必要です。