
飲む席では欠かせない野菜のひとつですね。
助けてくれる事でも有名です。
摂取したいですよね。
もくじ
枝豆の効果効能はどんなの?
枝豆は、栄養価が高い食べ物です。元は、大豆が熟成する前に収穫したのが「枝豆」
ですから、タンパク質をはじめ、ビタミンB1、カリウム、食物繊維など豊富に含んでいます。
また、期待したい栄養素が、いくつかあります。
① メチオニン
メチオニンは、血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を除去する働きがあります。また、枝豆に含まれるビタミンB1、ビタミンCとともに取ると、アルコールの分解を促します。ビールのお供としては、最高ですね。肝機能のはたらきを助けてくれるので、お酒を飲むときには、是非一緒に食べたいものです。② カリウム
カリウムは、体内の塩分(ナトリウム)の排出を促してくれます。高血圧や高血圧気味の人には、嬉しい限りです。③ オルニチン
オルニチンは、アンモニアを尿素に変えるときに必要な栄養素です。また、成長ホルモンを作るためにも必要な栄養素です。お酒の友としても、肝機能のはたらきを助けてくれますし、疲労回復にも効果が期待できます。④ イソフラボン
大豆にも含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをします。女性にはぜひとってほしい栄養素です。更年期障害の予防になったり、お肌のハリとツヤが改善されたり美肌効果も。また、ホルモンバランスの改善や循環器障害の予防も期待できます。⑤ ビタミンB1とビタミンC
ビタミンB1は、消化液の分泌を促し、糖質の分解を早めます。また、ビタミンCは疲労回復効果、免疫機能強化等のはたらきがあります。
疲れた体に、ビールで一杯。枝豆がお供だと、疲労回復と代謝アップが期待できますね。
枝豆は茹でしまうともったいない!?賢い調理法とは?
枝豆を茹でてしまうと、水溶性の栄養素であるビタミンCが半分近く、茹で汁に溶け出てしまいます。
そこで、オススメなのが、「蒸し焼き」です。以前、某テレビ番組で農業が得意なアイドルグループのメンバーが、枝豆農家さんに教えられ、試食したときに、手が止まらなかったとか。
作り方は簡単。塩をふった枝豆をアルミホイルで2重に包んで、七輪で約15分焼いて終わり(これは、先程のテレビで紹介されていた方法です)
ご家庭で、「七輪で炭火焼き」は、難しいので、同じように塩を降って、アルミホイルにくるみ、オーブンや魚焼きグリルで約15分。
ほっこりと焼き上がり、それこそ病みつきです。ビタミンCもほとんど失うこと食べることができるので、オススメです。
生の枝豆と冷凍の枝豆では栄養が違う?
生の枝豆は、それこそ生きています。そのまま冷蔵庫などで、保存すると、栄養素を枝豆が成長のために使ってしまいます。
そこで、オススメなのが、冷凍保存。冷凍すると栄養素をそのまま保持することができ、収穫後とあまり変わらない状態に保つことができます。
茹でてから冷凍してもいいのですが、そうするとビタミンCが減ってしまいます。
ですから、鞘付きのまま冷凍保存することがおすすめです。しかし、賞味期限は1ヶ月から1ヶ月半です。早めに使い切るようにしましょう。
また、市販の冷凍枝豆がありますが、収穫後直ぐに冷凍保存されていますので、栄養素は、新鮮なものに少し劣ります。しかし、十分な栄養が含まれていますので、気軽に使えおすすめです。
枝豆の効果効能を引き出す食べ方、掛け合わせ食材とは?
枝豆と一緒に食べるのにおすすめの食材が、鮭。
枝豆には、葉酸が多く含まれています。それを効率的に体内に取り込むために合わせて取りたい栄養がビタミン12。ビタミン12は鮭に多く含まれています。合わせて取ることで、正常な赤血球の生成を助けてくれます。貧血対策にばっちりですね。
あと、枝豆の栄養素をまるままとるなら、炊き込みご飯もおすすめです。水に溶けだした栄養素もご飯が吸収し、甘みのある炊き込みご飯になります。
枝豆の効果効能を引き下げる食べ方、掛け合わせ食材とは?
枝豆と合わせて取ると効果が激減するのが、チーズ。枝豆にはフィチン酸という物質が含まれ、これがチーズに含まれるカルシウムの体内への吸収を阻害します。これだとカルシウムが効率的に吸収することができないので、一緒に食べるは避けたいところです。
枝豆をお勧め出来る人、お勧め出来ない人の特徴は?
枝豆をおすすめできる人は、やっぱり、お酒のよく飲む、そして、女性ですね。
枝豆を食べながらアルコールを飲んでも、枝豆の栄養素がアルコールの分解を促進し、疲労回復効果も期待できます。
また、女性には、美肌効果、更年期障害の予防など、嬉しい効果が期待できますので、おすすめです。
逆に、枝豆も大豆です。大豆アレルギーがある方には、もちろんおすすめできません。今回は、枝豆についてまとめてみました。
栄養素の宝庫、枝豆。効率的に栄誉を取ることができますので、是非、お酒のお供に、おやつに、食べてみてください。