
■かいわれ大根の効果効能ってどんなもの?かいわれ大根は、大根を発芽させた新芽で、豆苗やアルファルファ、ブロッコリースプラウトなどと同じスプラウトの一種です。
もくじ
かいわれ大根は加熱で栄養が壊れる!?
ビタミンが豊富でビタミンB郡、ビタミンK、葉酸、Bカロテン、ビタミンCが多く含まれています。ビタミンKやBカロテンは、油脂に溶けやすい脂溶性のビタミンですが、ビタミンB郡、ビタミンCは、水溶性のビタミンで、水に溶けやすく、光や熱に弱く酸化しやすいという特徴があります。そのため、加熱すると栄養が壊れてしまうのです。かいわれ大根には水溶性と脂溶性のどちらの栄養素も含まれていますので接種したい栄養素を意識して調理方を工夫するとよいかと思います。
ダイエットには水溶性のビタミンB郡を意識した食べ方がおすすめです。また、ガンの予防効果があると期待されている注目の栄養素として辛味成分であるイソチアネートも熱に弱いのでやはり加熱しない食べ方がおすすめです。
どうしても加熱調理したい場合はどのようにすれば栄養を
逃さないで食べられるか?
茹でたり、煮たりするとビタミンB郡、ビタミンCの栄養素が逃げてしまうので、「蒸す」か「焼く」ことで、栄養素が逃げてしまうのを最小限に抑えることができます。蒸す時は他の食材と一緒に食べてもカロリーを全体としても落とすことができます。煮る時は、煮汁ごと食べることで溶け出した栄養素を接種できます。
かいわれ大根はダイエット効果があるのは本当?
100gで21g、脂質は0.5gと、とても低カロリーでヘルシーです。また、栄養価が高いにもかかわらず、ひとパックでも10キロカロリー程度です。また、「スルファラファン」という成分が内臓脂肪の蓄積を抑制する効果もあるので、ダイエット効果が期待できます。ビタミンB1も糖質がエネルギーに変わる時に必須な栄養素であり、ダイエットにはかかせない栄養素です。
かいわれ大根でダイエット効果を引き出す食べ方、掛け合わせ食材、調理法は?
・食べ方・・・
水溶性ビタミンは、尿などから体内に排出されやすいので、食べるときは一度にたくさん
量を食べるのではなく少量をこまめに食べるほうが効率よく栄養価を吸収できます。よく
噛んで食べることも大切です。・掛け合わせ食材・・・
タンパク質を含む食材(ささみ、ちりめんじゃこ、刺身、赤み肉等)一緒に食べることでコラーゲンの生成を促進して健康的な肌や粘膜を作る効果があります。鉄分を含む食材(ひじき、ほうれんそう、しじみ、かつお等)は、貧血予防にもなります。ダイエット中でも、健康的に体重を落としていくことが大切です。・調理法・・・
生でたべるか、蒸してたべる。オイルを使用するときも、良質なオイルでドレッシングやソースを作るとより高い栄養を得ることができます。魚のカルパッチョにかいわれをのせて食べるのもおすすめです。
かいわれ大根でダイエット効果を引き下げる食べ方、掛け合わせ食材、調理法は?
・食べ方・・・
ダイエットのためにかいわれだけを単体で大量に食べたり、脂肪分の多い動物性タンパ
ク質と一緒に食べると高カロリーになるためダイエットには向きません。
・掛け合わせ食材・・・バラ肉などの脂質が多いお肉
・調理法・・・水でじっくりゆでで食べる(営養素が逃げてしまう)、バターやラードなどを使って炒める(脂質の摂り過ぎ)いずれにしても、高カロリーになる食材と一緒に食べる場合は気をつけましょう。
かいわれ大根で、ダイエットを失敗する危険な食べ方は?
いくら体に良いかいわれ大根を食べたとしても、一緒に脂質が多いものも同時にたくさん摂取してしまっては、本末転倒です。また、1日の目安となる300g以上、接種すると胃腸に負担をかけたり偏った食事となってしまうので食べ過ぎには注意です。
かいわれ大根でダイエットをお勧め出来る人、お勧め出来ない人の特徴は?
【お勧めできる人の特徴】
・内蔵脂肪が気になる人
・いろんな食材と一緒にかいわれ大根を食べられる人
・体を動かすことが好きな人 【おすすめできない人の特徴】
・辛味が極端に苦手な人
・かいわれ大根だけでダイエットをしようと思っている人
・短期間で痩せようと思っている人
かいわれ大根は低カロリーで、ビタミンB、スルファラファンなどダイエットに適した栄養素がたくさん含まれています。値段もリーゾナブルで色々な料理に和えたり、添えたりして簡単に取り入れることができます。ダイエットをするときは、ただ体重を落とすだけでなく、脂肪を燃焼させ、筋肉をつけながら健康的に痩せることができたら理想ですね。そのためにも、カイワレ大根を取り入れた食事としつつ、運動を取り入れながらぜひ、ダイエット食材として取り入れてくださいね。