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オクラは茹でずに生で食べると栄養面で〇〇が!? 生オクラの下処理からレシピまで

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ネバネバ野菜として有名なオクラ。
ネバネバも美味しくシャキシャキっとした食感も美味しい
人気野菜でね。美味しくて人気なオクラですが、栄養まで美味しい
野菜なんです。そして、てオクラは茹でて食べるものっと思われている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?もちろん、茹でても美味しいオクラですが、
生で食べると嬉し効果が!?

オクラはなぜ茹でて食べる風習があるのか?

オクラの原産地はアフリカです。
日本に入ってきたのは幕末頃になりますが、食用として普及し始めたのは1960年頃からです。
当時はオクラのネバネバや青臭さが苦手な方が多かったようです。
その為、少しでも食べやすいように、オクラを茹でて食べていたようです。

生でオクラは食べても体に悪い事はないの?

野菜によっては生食であると身体に害がある場合がありますが、
オクラを生で食べることで身体に害はありません。

オクラは生で食べると栄養面でこんな良い事が!?

オクラに含まれる栄養素には、ビオチン・ペクチンなどがあります。
ビオチンは、皮膚や髪の健康を保つ働きがあります。
また、疲労物質の乳酸に働きかけ、疲労回復にも効果があります。
ペクチンは食物繊維であり、整腸作用があります。
便秘の予防・解消やコレステロールを抑制する作用もあります。
そんな身体に嬉しい栄養豊富なオクラですが、加熱することにより減ってしまう栄養素があります。
ビオチンやペクチンは非常に熱に弱い為、茹でてしまうと減少してしまいます。
その為、それらの栄養素を減らずに摂取するには、
加熱せずにそのまま生で食べる事がオススメです。

オクラを生で食べる時の下処理はどうするの?

下処理をすることにより、表面をなめらかにし、舌触りがよくなり、色も鮮やかになります。
またアクが抜ける、調味料がしみ込みやすくなるなどの効果もあります。~オクラの下処理方法~①オクラのヘタとガクを取り除く。②水洗いをして土などの汚れを取り除く。③オクラに塩少々をまぶす。④まな板の上で手のひらを使いオクラをコロコロと転がし表面の産毛をとる。⑤水でさっと洗い流す。

こんなオクラは生食に向いていない!?生食で食べるオクラの選び方は?

生食に向いているオクラは、出始めの時期(6月から7月頃)のとれたてのものや、柔らかいものになります。
太さは直径1㎝くらいの太さのものまでがオススメです。
それ以上に太いものは、皮も種も硬くなります。そのような硬いオクラの場合は、
種を取り除くと良いです。~新鮮なオクラを選ぶポイント~・濃い緑色をしているもの
・ヘタの部分がピンと張っているもの
・角がしっかりしていて、触ったときにかたいもの
・産毛がたくさん生えているもの以上のような特徴になります。
購入の際に参考にしてみてください。

生食のオクラでお勧め出来るレシピ、お勧め出来ないレシピは?

オクラは生食で食べる場合、切り方を変えると、味や食感の変化を楽しめます。
切り方による特徴と、オススメのレシピをご紹介します。【粗みじん切り】
強い粘りを楽しめます!
オクラを刻むと粘りが出て、ぬめりを強く感じます。ここに少量の水を加えて混ぜると、さらに強い粘りがでます。
刺身の薬味、めんつゆやドレッシングに、冷たい麺類にトッピングなどがオススメです。水を加えて粘りを強くした、ネバネバオクラのレシピをご紹介します。
《作り方》
1.オクラの下処理をして、細かく刻みます。
2.1をボウルや深めのお皿に入れて水を入れます。
(水の量はオクラ5本:大さじ2がめやですが、粘りが少ない場合は、水を少なめにしてください。)3.箸で1分ほどかき混ぜます。
粘りが出てきて塊のようになったら完成です。【小口切り】
粘り気と食感を一緒に楽しめます!
粗みじん切りよりも、シャキシャキとした食感が楽しめます。
薄切りにするほど粘りが出やすくなります。切り口も星型になり、見た目も可愛らしい。
スープの具、胡麻和えやサラダのトッピング、酢の物などにオススメです。オススメレシピ!
〜オクラとトマトの胡麻和え〜
《材料》2人分
オクラ…5本
トマト…少1個
白すりごま…大さじ1
ポン酢…大さじ1《作り方》
1.オクラは下処理をして、小口切りにします。トマトは角切りにします。
2.ボウルで1と白すりごま、ポン酢を入れてよく和えて完成。【乱切り】
コリッとした食感を楽しめます!
粘り気を出す種の露出面が少ない為、粘りはそれほどありません。
サラダなどにオススメです。
レタスやキャベツなどの上に乱切りのオクラをのせて、お好きなドレッシングをかけて食べるとさっぱりいただけます。

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